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マツダ・チーム・ヨースト(Mazda Team Joest)誕生 [モータースポーツ]

北米のマツダ・モータースポーツは7月18日、「マツダ・チーム・ヨースト(Mazda Team Joest)」の誕生を発表しました。マツダの新しいファクトリーチームとして、2018年のIMSA WeatherTech SportsCar Championshipに、デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル(DPi)のマシンを送り込みます。マツダ・チーム・ヨーストとしてのデビュー戦は、2018年1月のデイトナ24時間です。

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マツダは2017年、北米で長年モータースポーツ活動を共にしてきたスピードソース(SpeedSource)と組んでIMSAに参戦していました。彼らのこれまでの功績に感謝しつつ、新しいパートナーと組んで再出発する道を選んだことになります。

ヨースト・レーシングは1999年から2016年までアウディと組んでル・マン(2012年からはル・マンをシリーズの一戦に含むWEC)に参戦していました。その間、2回の5年連続優勝を含むル・マン13勝、WECのタイトルは2回獲得しています。2018年のIMSAでの活躍について、「期待するな」と言うのは無理があります。

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参戦車両は現行のRT24-Pを引き継ぎます。2018年に向けた開発に集中するため、2017年の残りの3戦は欠場するそう。DPiはWECのLMP2と技術規則を共有するシャシーを用いる決まり。エンジンとボディワークは、DPiを開発する自動車メーカー/ブランドが独自に開発・調達することができます。

マツダRT24-Pのシャシーは(マルチマチックと共同で開発した)ライリーMK30がベース。エンジンはAER(Advanced Engine Research)製の2.0L・直4直噴ターボユニットを積んでいます。ボディワークは空力性能との両立を図りながら、市販車でおなじみの「魂動デザイン」でまとめられています。

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2017年のIMSAにはマツダRT-24Pのほかに、キャデラックDPi-V.R(ダラーラP217がベース)、ニッサンDPi(リジェJS P217がベース)のDPi車両が参戦しています。2018年からはこれらにアキュラARX-05(オレカ07がベース)が加わります。

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気の早い話ですが、2018年のIMSAから目が離せませんね。

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ポルシェ919ハイブリッド2017年仕様のハイダウンフォース・エアロキット [モータースポーツ]

WEC(FIA世界耐久選手権)の後半戦が始まりました。2017年のLMP1はエアロキットが年間2仕様に制限されています(詳しくはル・マン/WECのテクノロジー 2017 (モーターファン別冊)をご参照ください)。トヨタは4月の開幕戦シルバーストンですでにハイダウンフォースキットを投入。第3戦ル・マンはロードラッグキットで臨みました。

一方、ポルシェは開幕戦から第3戦ル・マンまでロードラッグキットで臨んでおり、第4戦ニュルブルクリンク(7月16日決勝)で初めてハイダウンフォースキットを投入しました。

こちらです。

Porsche 919 Hybrid 2017 - High Downforce Aerokit
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Porsche 919 Hybrid 2017 - Low Drag Aerokit
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フロントフェンダーの幅が狭くなると同時にボリュームが小さくなっています。ノーズとフェンダーの間隔が広がっているのがわかります。

多眼式LEDヘッドライトを用いていることに変わりはありませんが、4×2だったセグメントは3×2になっているよう。

サイドビューで「ハイ」と「ロー」を比較してみましょう。

Porsche 919 Hybrid 2017 - High Downforce Aerokit
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Porsche 919 Hybrid 2017 - Low Drag Aerokit
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フロントフェンダーの前方へのせり出し具合が明らかに違います。

Porsche 919 Hybrid 2017 - High Downforce Aerokit
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Porsche 919 Hybrid 2017 - Low Drag Aerokit
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俯瞰で見てみましょう。ハイダウンフォース・エアロキットは「隅切り」の度合いが強いですね。モノコック〜ノーズとフェンダーをつなぐパネルの仕様も異なっており、ハイダウンフォースキットの方が後方までカバーしています。

サイドポンツーン前端開口部の仕様は、「ハイ」の方が「大」で、「ロー」は「小」になっています。それにしても、フロントとリヤのセクション、大胆に分離しています。

Porsche 919 Hybrid 2017 - High Downforce Aerokit
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Porsche 919 Hybrid 2017 - Low Drag Aerokit
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リヤです。エンジンカウル後端を跳ね上げるのは、ダウンフォース増大を狙う際の常套手段。リヤフェンダーと一体化したアーチ状の造形が目を引きます。

トヨタTS050ハイブリッドの2017年仕様は、フロアに開口部を設けて実質的にダブルディフューザーとしえ機能する処理を施してきました。ポルシェ919ハイブリッドのハイダウンフォース・エアロキットも、ホモロゲーション申請のタイミング的にはトヨタに追随することが可能なのですが、実際のところどうなのでしょう。気になるところです。

Porsche 919 Hybrid 2017 - High Downforce Aerokit
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Porsche 919 Hybrid 2017 - Low Drag Aerokit
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Lexus RC F GT3に乗るスコット・プルエットのワイン [モータースポーツ]

レクサスRC F GT3は2017年1月のデイトナ24時間で実戦デビューを果たしています。以来、アメリカ、日本、ヨーロッパで走り回っていますが、アメリカではIMSAのGTDクラスに2台が参戦しています。3GTレーシングからのエントリーで、14号車と15号車です。

フロントグリルの縁が青い方が14号車、緑が15号車(写真はセブリング)。

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7月9日に決勝レースが行われたIMSA第7戦カナダ・モスポート・パークでは、セージ・カラムとスコット・プルエットがドライブする14号車がポールポジションを獲得しました。レクサスRC F GT3にとって、初ポールです。予選アタックを行ったのは、22歳のカラムでした。

レースではストップ&ゴー・ペナルティを科されたこともあって後退し、5位に終わりました。それでも、レクサスRC F GT3にとってのベストリザルト・タイ記録です。

左がカラム(好青年です)、右が57歳大ベテラン(スポーツカーレースでキャリア60勝、タイトル獲得11回、デイトナ24時間で5勝)のプルエット。

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そのプルエットが自ら経営するワインヤード(カリフォルニア州オーバーン)でつくったワインを送ってくれました。1月のデイトナ24時間に取材で訪れた際、レクサスがセットしてくれた食事会の席上で、ひとしきりワイン畑の話で盛り上がったのでした。まさかワイン送ってくれるなんて……。プルエット株急上昇中。

「これがウチの名刺」と、同席した奥さんが手渡してくれたのがコレです。カジノで使うチップのようですね。プルエット・ヴィンヤード(pruettvineyard.com)です。

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こちらがワイン。50本限定。

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ラベルの主役はもちろん、Lexus RC F GT3の14号車。

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レクサスRC F GT3は、「横浜(TRD)で生まれ、富士スピードウェイで育ち……」と書いてあります。

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サイン入り。

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レクサスRC F GT3が初優勝したら、栓を抜くことにしますか(ひとりでラッパ飲み)。

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アキュラ×ペンスキーのDPi車両はオレカ07ベース [モータースポーツ]

アキュラとチームペンスキー、それにオレカはそれぞれ、DPi(デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル)の参戦プログラムについて発表しました。

HPD(Honda Performance Development)の一員であるアキュラ・モータースポーツはチーム・ペンスキーと組み、アキュラARX-05と名付けたDPi車両を2台仕立てて2018年のIMSA WeatherTech SportsCar Championshipに参戦します。デビュー戦はデイトナ24時間です。

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Acura ARX-05のベース車両は、オレカ07になることも発表されました。

Oreca 07
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これで、ACO/FIA/IMSA等が指定するLMP2のシャシーコンストラクター4社がすべてDPiを手がけることになります。

オレカ
オレカ07(WEC/ル・マン24時間/ELMS/IMSA)→アキュラARX-05

オンローク・オートモーティブ
リジェJS P217(WEC/ル・マン24時間/ELMS/IMSA)→ニッサンDPi

ダラーラ
ダラーラP217(ル・マン24時間/ELMS)→キャデラックDPi-V.R

ライリー
ライリーMK30(ル・マン24時間/IMSA)→マツダRT24-P

HPDのプロトタイプカーは、極めて短命に終わった2015年のARX-04b以来ですね。ESMがデイトナ24時間で走らせたものの、戦闘力不足が発覚したため、それ以降のレースで出場の機会を得ることはありませんでした。

ARX-04b
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過去エントリーです↓
2015年に投入するHPDのLMP2マシンARX-04b
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-04-11

アキュラARX-05は、量産ベースのアキュラAR35TT型、3.5L・V6直噴ターボエンジンを搭載することが発表されています。アキュラRDXやMDX、RLX、TLXが搭載する、Vバンク角60度のJ35系がベース。国内市場向けでは現行レジェンド、かつてはエリシオンなどが搭載していました。

J35
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このエンジン、HR35TTの名称ではすでに、プロトタイプカテゴリーで使用実績があります。ARX-05に搭載するにあたって、AR35TTに名称を変更したようです。

HR35TT
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ARX-05の公開は8月だそう。どんなスタイルで登場するのか、楽しみですね。

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ル・マンのVillageで見かけた展示車両など(その2) [モータースポーツ]

ル・マン/WECのテクノロジー 2017 (モーターファン別冊)』が発売中です(現物まだ未確認ですが)。

パドックの北側にあるヴィラージュ(Village)には例年どおり、ミシュランのブースがありました。ポルシェ919ハイブリッドの2015年仕様とBMW M4が展示してあります。

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危うく見逃すところでした。奥にロボカー(Robocar)がありました。

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ドライバーレスの完全自動運転(自律走行)によるロボレース(Roborace)のが計画されていますが、その競技車両です(タイヤはミシュラン)。当初はフォーミュラEのシーズン3(2016/2017年)のどこかで最初のレースを行うとアナウンスされていたのですが……。シーズン3はニューヨーク(7月15日〜16日)とモントリオール(7月29日〜30日)の2ラウンド4戦しか残っていないので、シーズン4にずれ込むのは間違いなさそう。

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LIDAR(ライダー)やミリ波レーダー、カメラなどのセンサー類が確認できます。ル・マンでのめっけものでした。

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リヤサスペンションまわりです。

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パドックに戻って、リジェ(オンローク・オートモーティブ)のホスピタリティには、ル・マン24時間のイベント期間中に発表されたリジェJS P4のスケールモデルが展示してありました。LMP3の下の層をカバーするコンセプト

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スケールモデルといえば、ポルシェのホスピタリティには、919ハイブリッドの10分の1スケールモデルが展示してありました。

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DMG MORIの工作機械で削りだした一品です。2015年に確認済み。何度見ても物欲そそられます。

当時のエントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2015-06-29

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ポルシェのホスピタリティには、SHAEFFLER(シェフラー)のショーケースもありました。917や928、911(996)が搭載するエンジンに用いられたタペットなどが展示してありました。

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ポルシェ919ハイブリッドが搭載する2.0L・V4直噴ターボエンジンです。

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初お目見えが2016年だったせいか、注目度は減っていたようでした。いやですねぇ、慣れって(自戒を込めて)。

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