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WEC第2戦スパの新旧タイム/最高速比較 [モータースポーツ]

トヨタとポルシェ、接戦ですね。ル・マン24時間(6月17日〜18日)が楽しみです。

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レース中のタイムや週末中の最高速を2016年のスパ戦と比べてみました。まずはベストラップから(カッコ内はタイムを記録した周回数)。

Race Best Laptime
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総じて速くなっています。2017年はル・マンで4〜5秒遅くする空力規定の変更が導入されましたが、空力とパワーユニットとタイヤなどの性能向上によって、十分に失った分を取り戻している感じですね。オソロシイ進化です。

レース中のベストセクタータイムを2016年と比較してみましょう。

Race Best Sector Time
BestSectorTime.jpg
(クリックで拡大)

2016年はポルシェが優勢でしたが、2017年は必ずしもそうとは言い切れない力関係になっています。スパのコースはセクター1と3が高速セクション、セクター2はダウンフォースが物を言うテクニカルセクションの位置づけですが、セクター2の伸び代が大きいことがグラフからわかります。

トヨタがスパに持ち込んだ3台のうち、7号車と8号車はハイダウンフォース仕様、9号車はル・マンを念頭に置いたロードラッグ仕様でした。9号車のセクタータイムを見ると、セクター2よりもセクター3を得意とする性格が見て取れます。

Toyota TS050 Hybrid #7
TS050_7.jpg

Toyota TS050 Hybrid #9
TS050_9.jpg

最高速を見てみましょう。

Event Maximum Speed
MaxSpeed.jpg

トヨタは同じハイダウンフォース仕様でも2台で仕様を分けているのでしょうか(スリップ使っているか否かも影響するので、なんとも言えませんが)。

ところで開幕戦シルバーストンにつづいてル・マンを念頭に置いたロードラッグ仕様で臨んだポルシェですが(リヤカウル後端にガーニーフラップを取り付けるなど、ダウンフォースを稼ぐ処置は施しています)、予選までは開口部の小さなサイドポンツーンを使っていましたが、レースでは開口部を大きくして臨んでいました。

Porsche 919 Hybirid_QF
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Porsche 919 Hybirid_Race
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外気温との関連でしょうか。スパ戦での予選時の気温は12℃、レース開始時は19℃でした。過去5年のル・マン決勝時のおおよその外気温(カッコ内は路面温度)を記しておきます。

2012年:11℃〜21℃(15℃〜26℃)
2013年:13℃〜18℃(15℃〜22℃)
2014年:12℃〜25℃(15℃〜47℃)
2015年:16℃〜24℃(21℃〜33℃)
2016年:12℃〜21℃(14℃〜32℃)

さて、どうなることでしょう。

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