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「サイズゼロ」なHondaクラリティFUEL CELL [クルマ]

ホンダの新型燃料電池自動車、クラリティFUEL CELLが発表・発売されました(3月10日)。

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発表会場はHonda青山ビル1階・ウエルカムプラザ青山でした。プレゼンテーション終了後、展示物を観察します。「燃料電池パワートレーンを世界で初めてフロントフード下に収めた」のが、クラリティFUEL CELLの特徴のひとつです。

新型クラリティFUEL CELLのパッケージング
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(クリックで拡大)

従来型は燃料電池(FC)スタックがセンターコンソールに収まっていました。

従来モデル
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空力性能を高めるためにパワーユニットのコンパクト化にこだわったマクラーレン・ホンダMP4-30(2015年)とMP4-31(2016年)がF1版の「サイズゼロ」(コンパクト化を徹底するコンセプト)なら、クラリティFUEL CELLで実施した燃料電池パワートレーンのコンパクト化は、居住性や量産性を向上させる「サイズゼロ」ですね。

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昇圧コンバーター(最大500V)のパワーモジュールにSiCを使用。SiCの使用は(当面リース販売ですが)量産車として世界初で、従来技術を採用した場合に比べて約40%容積を小型化したと説明しています。

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エンジン積んでいないのでラジエター要らないんじゃ……と思いがち(?)ですが、そうはいかないのです。前からエアコン用コンデンサー(1)、モーターなどの高電圧部品用ラジエター(2:LLC)、燃料電池スタック用ラジエター(3:絶縁冷媒)です。FCスタックへの空気の供給量を増やすデバイスに電動ターボ型コンプレッサーを使っているのも目を引きますね。

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FCスタック用ラジエターを循環する冷媒はエチレングリコール系ですが、イオン交換フィルター(矢印)を用いて絶縁性能を持たせます。イオン交換機を搭載しているのはトヨタMIRAIと同じ。

「トヨタMIRAIはどこから空気を吸ってる?」はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-11-21

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70MPaの高圧水素タンク(タンク内容積141L。MIRAIは122.4L)は、アルミライナー製のタイプ3(MIRAIはプラスチックライナー製のタイプ4)。タイプ3/タイプ4ともフルラップで補強。

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走りはもちろんのこと、着座位置など、いろいろ気になりますね。そういえば、ボルボXC90もウォッシャーノズル内蔵のワイパーアームを採用していましたが、クラリティFUEL CELLも採用。外気温と車速に応じて噴射出力を制御するそう。採用例、増えていきそうですね。

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http://www.facebook.com/serakota

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