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『モータースポーツ技術と文化』の展示物 [モータースポーツ]

『モータースポーツ技術と文化 ─モータースポーツの新技術と未来─』(2015年3月2日/工学院大学アーバンテックホール/主催:公益法人 自動車技術会)に行ってきました。今年で12回目だそうです。次回、行きたくなってもらうために(?)、展示物をお目にかけましょう。では、講演順に。

『レース車両の空力開発と流体可視化技術』/中川政樹氏(豊田中央研究所)は、Toyota Motorsport GmbHがF1参戦時代に実用化した、PIVにまつわる講演でした。PIVについては、2011年発売のF1のテクノロジー 3 モーターファン・イラストレーテッド特別編集 (モーターファン別冊)で概要を紹介しています。講演は、F1活動終了後に整理したビジュアルや考察などが加えられており、新たな発見がありました。

会場にはパネルが展示してありました。

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2番目の講演は『オーストラリアV8 Supercar Championshipへの参戦』/高野宏氏(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)でした。展示会場ではビデオを上映。オーストラリアV8はアメリカンなフォーマットですね。燃料はE85ですし。

しかし、VKシリーズ(V8シリーズに参戦の日産アルティマはVK56をベースに5L化したエンジンを搭載)は息が長い。

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3番目の講演は『GOOD WOOD FESTIVAL OF SPEED.を語る〜Honda参加秘話』/砂子直人氏(本田技術研究所)でした。関連展示物は、グッドウッド出走経験のあるRA272(1.5L・横置きV12エンジン搭載)の組立式クランクシャフト。

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身近に置いてずっと見ていたい逸品ですね。

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4番目の講演は『モトGP復帰に向けた、並列4気筒1000ccプロトタイプマシンの開発』/河内健氏(スズキ)でした。関連展示はそのものずばりで、2015年のMoto GPに投入するGSX-RR。

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5番目の講演は『モータースポーツにおける気象情報の戦略的な活用』/武井弘樹氏(ウェザーニュース)でした。ニスモがSUPER GTで活用している内容を概略的に説明してくださいました。関連展示は、ふだんはケースに入っていて拝むことのできないドップラーレーダーです。

将来的にはタイヤサプライヤーの選択と同じように、気象情報会社の選択が戦力面で重要になっていく──なんてことを考えさせられる内容でした。

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6番目の講演は『パイクスピークにEVで臨んだ3年間』/田中泰男氏(三菱自動車工業)でした。会場には2年目のチャレンジャーとなったMiEV Evolution IIのスケールモデルが展示してありました。モーターファン・イラストレーテッド特別編集 Motorsportのテクノロジー 2014-2015 (モーターファン別冊)でも詳細にまとめています(と、露骨に宣伝)。

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毎度思うことですが、モータースポーツって幅広いし、奥が深いですね。

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