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NISSAN GT-R NISMOのエンジンルーム [モータースポーツ]

GT-R、強いですね。ハードウェアに関していえば、速さの源泉はエンジンと空力に大別できます。空力だけ良くても勝てないし、エンジンだけ頑張ってもダメでしょう。

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エンジンの出力が競合に対して抜きん出ていれば、パワーに頼って最高速を伸ばすことができるので、ドラッグ(空気抵抗)を減らす努力はしなくても済み、そのぶんをダウンフォースの獲得に振り向けることができます。そんな好循環が生まれていそう。

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空力も見どころたっぷりですが……。

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エンジンルームを見てみましょう。ラジエターとインタークーラーの配置がよくわかります。ラジエターは左右に分割して配置。インタークーラーは中央にあって、水平に配置されています。

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単体で見ると、こんなふう(参考まで。写真のインタークーラーは加圧された空気が通るチューブが上下に通っていますが、GT-Rの場合は左右に流れています)。アウターフィンを走行風が通過することで、チューブを通る、コンプレッサーで圧縮された高温の空気と熱交換を行います(チューブを通る空気の熱がアウターフィンを通過する空気に移る)。放熱面積を増やすため、チューブの内部にもフィン(インナーフィン)を設けています。

ルール上、インタークーラーのコアは登録制。体積は決められており、縦横比は自由。本体を好き勝手に開発することはできないので、ある物をいかに効率良く使うかが重要。カルソニックカンセイ製。

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別アングルで見てみましょう。やや右側にオフセットした位置に、厳重に断熱処理された物体が見えます(矢印)。全貌が明らかでないので断定はできませんが、導入した外気を一時的に溜める場所のよう。そこから枝分かれしたパイプがタービンやエキマニの下流方向に向かっています。

コンプレッサーからインタークーラーに向かうパイプも外気溜まりを通過しているようにも見えます(ん〜、見えそうで見えない)。熱を持った空気をここでプレクールしている?

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(クリックで拡大)

などと、想像がふくらみますね。いずれにしても、排気側も吸気側も熱をいかにコントロールするかがパフォーマンス向上のカギを握っていそう。

最後にボンネットフードを見てみましょう。インタークーラーのチューブが左右に通っているのがわかるでしょうか。

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