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フォーミュラE Gen2車両の主要スペック [モータースポーツ]

ジュネーブモーターショーでフォーミュラEの第2世代車両、通称「Gen2」が公開されました。2018年の秋〜冬に始まるシーズン5(2018/19年)からシーズン7(2020/21年)まで使われます。

シーズン5からフォーミュラEに参戦する日産自動車は、やはりジュネーブモーターショー(のプレスデー、3月6日)で、カラーリングコンセプトを発表しました。

FE_Gen2_Nissan.jpg

第1世代(Gen1)と第2世代を比べてみましょう(車両はアウディ・スポーツ・アプト・シェフラー)。

Formula E Gen1 car(Season1〜4)
FE_Gen1_Audi.jpg

Formula E Gen2 car(Season5〜7)
FE_Gen2_Audi.jpg

ずいぶん印象が変わりますね。F1と同様、頭部保護装置が装着されます。

フォーミュラEはGen2の実車公開と同時に、技術仕様を発表しました。

Comparison_Gen1-2.jpg

全長が伸びている一方で、わずかですが、車両の幅は狭くなっています。コース幅を広くとれない市街地特設コースで開催する事情との絡みでしょうか。

ユーザブルエナジー(モーターに供給できる電力量)は2倍近くになっています。このおかげで、シーズン5からレース中の、充電済み車両への乗り換えがなくなります。ユーザブルエナジーの増加に比べてバッテリー重量の増加は小さく抑えられていますが、ということは、バッテリーのエネルギー密度は相当に高くなっているはずです。

ちなみに、Gen1のバッテリー重量は320kgですが、このうち、バッテリー単体の重量は200kgです。車体の構造材(ストレスメンバー)として成立させたり、耐衝撃性や耐火性を確保するために重量がかさんでいます。

モーターの力行側の最高出力は1.25倍、回生側の最高出力は1.33倍になります。これまでは油圧ブレーキと回生ブレーキの配分を自動調整するブレーキ・バイ・ワイヤ(協調回生ブレーキ)を搭載していませんでした。ドライバーが自動でバランスを調節していたわけです(それも、スピンが多発する一因。そもそも、前後重量配分は相当なリヤ寄りですし)。

回生側の出力増に合わせて、いよいよ搭載を認めることにしたのでしょう。量産電動車両にも当たり前(というか欠かせない)に搭載されている機能ですし。

モーターの出力が上がったので、最高速度も上がっています。フルに発揮できるのはプラクティスと予選のみですが、最高速は280km/hに跳ね上がります。「フォーミュラEがF1みたいに300km/h出たら危ない」と、香港の市街地コースを走った小林可夢偉選手は現地でコメントしていましたが、280km/hなら大丈夫? なワケはないような……。

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