So-net無料ブログ作成

【TAS2019】フォードGTのエンジンを積んだピックアップトラック [クルマ]

タイヤメーカーのブース、おもしろいですね。こちらはTOYO TIRE(西1)のブース。説明パネルに書いてある、ある記述を目にしなかったら素通りしていたかもしれません。

IMG_0403.jpg

ケン・ブロック(Ken Block)がプロデュースしたピックアップトラックで、1977年のフォードF-150がベース。車名は「1977 F-150 Hoonitruck」。

ボンネットフード先端などにある「HOONIGAN(フーニガン)」は、ケン・ブロックのブランド。

IMG_0416.jpg

立ち止まった理由は、2016年からWEC(FIA世界耐久選手権)のLMGTE Proクラスに参戦するフォードGTの3.5L・V6ターボエンジンを搭載しているから。

2016年のル・マン24時間レースでデビューウィン(クラス優勝)を果たしたフォードGTはこちら(2018年仕様)↓

Ford_GT_2018_LM.jpg

フォードGTと3.5L・V6ターボエンジンについては、『ル・マン WECのテクノロジー 2016 (モーターファン別冊)』で詳しく解説しています。

規則で定められているので、フォードGTは出力を規制するための吸気リストリクターを装着していますが(ゆえに最高出力は500ps前後)、ケン・ブロックのF-150が吸気リストリクターを装着していないことは、ボンネットフードから飛び出したターボチャージャーを見れば一目瞭然。912hpの最高出力を発生するそう。

走行風をダイレクトにコンプレッサーに取り込んでいます(ワイルド!)。

IMG_0407.jpg

荷台になっていない荷台(路面が透けています)。

IMG_0413.jpg

やる気満々なコックピット。

IMG_0423.jpg

PROXES STIII(プロクセス・エスティースリー・日本未発売)を装着。タイヤサイズは前後とも315/35R20。

IMG_0419.jpg

https://www.facebook.com/serakota/

nice!(3)  コメント(0) 

【TAS2019】大混雑だったマツダ・ブース [クルマ]

「東京オートサロン2019」に行ってきました。「モータースポーツ」をキーワードにしたブース巡りの記事は「モーターファン(https://motor-fan.jp)」で公開しています。

公開された記事については、世良耕太のTwitter(@serakota)やFacebook(https://www.facebook.com/serakota/)でも随時お知らせしています。

ここでは番外編(?)をお知らせすることにします。

東京オートサロン2019での目当てのひとつは、マツダのブース(西1)で「マツダ3」を見ることでした。しかし、東8から歩き始めたのが悪かったのか、たどり着いたのはお昼ごろ。

ステージ上は落ち着き払っているように見えますが……

IMG_0388.jpg

展示スペースは大混雑です。仕方なく、遠巻きに眺めます(涙)。

IMG_0368.jpg

新色のポリメタルグレーが「最高」なのは確認できました。リヤランプのグラフィックもいいですね。

IMG_0371.jpg

ステージにあるマツダ3を遠くから眺めて寂しさを紛らわせます。

IMG_0375.jpg

いじけてブースの隅に行ったら、いいモノを見つけました。

1991年のル・マン24時間レース優勝車、マツダ787Bが搭載したR26B(4ローター・ロータリーエンジン)の6分の1スケールモデルです。

IMG_0392.jpg

R26Bに並んで787Bと、IMSA DPiクラスに参戦するRT24-Pの43分の1スケールモデル(2018年仕様)が展示してありました。

IMG_0396.jpg

物欲そそりますねぇ。

https://www.facebook.com/serakota/

nice!(4)  コメント(0) 

アストンマーティン・ヴァルキリーはコスワース製6.5L・V12高回転エンジンを搭載 [クルマ]

アストンマーティン・ヴァルキリーが搭載するエンジンが発表されました。

valkyrie_engine_4.jpg

ヴァルキリーに関する過去エントリーはこちら↓
https://serakota.blog.so-net.ne.jp/2017-07-27

Aston_Martin_Valkyrie_07.jpg

コスワースがヴァルキリーのために専用開発したユニットで、6.5L・V12自然吸気エンジンです。

valkyrie_engine_2.jpg

1990年代の高回転F1エンジンを彷彿とさせる「音」が欲しくてV12を選択したというわけです。しかも高回転。最高回転数は11,100rpmで、10,500rpm時に最高出力の1000bhpを発生します。最大トルクは740Nm/7000rpm。

実車ではこのエンジンにハイブリッドシステム(概要は後日発表)を組み合わせます。

valkyrie_engine_5.jpg

バンク角は65度。タイミングギヤはリヤ側に配置。見たところ、タイミングギヤケースはかつてのF1エンジンと同様に削り出しで製作している模様。チタン合金製コンロッドやピストンなど、多くのパーツがF1スペックだそう。

クランクシャフトはスチールの丸棒から削り出し〜熱処理〜仕上げの切削〜再度熱処理〜研磨〜仕上げといった工程を経て製作。F1時代の知見に最新技術を加えて設計・製作したと説明しています。

valkyrie_engine_1.jpg

当然のことながらドライサンプ。補機駆動のギヤトレーンはフロント側にあります。そして、ストレスマウントです。

valkyrie_engine_3.jpg

エキゾーストマニフォールドが高い位置にあるのは、フロアに大きなトンネルがある都合からでしょう。

valkyrie_engine_6.jpg
Aston_Martin_Valkyrie_06.jpg

ハイパーカーとはいえ、量産車としては無類の高回転エンジン。



いい音しています。

http://www.facebook.com/serakota

nice!(5)  コメント(0) 

『図解 自動車エンジンの技術』第3刷発行 [クルマ]

「博士」こと畑村耕一はかせが『博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)』の発売を記念し、トーク&サイン会を行ったのは12月1日のことでした。

なんとタイミングのいいことに、その前日、『図解 自動車エンジンの技術』の第3刷版が届きました。

IMG_9797.jpg

『手帖』と同様、こちらも手伝わせていただきました。

IMG_9800.jpg

いまでも手帖をまとめる際に、エンジンの基礎や博士の考えを確認するのに役立てています。

IMG_9819.jpg

トーク会で話が出た対向ピストンや、「石炭火力発電が残る限り、EVの普及によるCO2削減効果は期待できない」といった内容も含んでいます。

博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)』をより深く理解するための参考書にどうぞ(と、要は宣伝)。



http://www.facebook.com/serakota

nice!(3)  コメント(0) 

『博士のエンジン手帖4』と博士のトーク会 [クルマ]

4冊目となる『博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)』、まとめ役の特権(?)でひと足先に受け取りました。

『Motor Fan illustrated』Vol.109〜137掲載分を収録し、コラムを追加しています。気づいたら、連載は11年目に突入……。

IMG_9787.jpg

今日は次号分(Vol.147)の取材でした。

IMG_9771.jpg

博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)』では30機種のパワートレーンを取り上げています。内訳は、電気自動車が3、燃料電池車が2、ハイブリッドが8で、電動車両の比率は43%。残りはガソリンターボが7、ガソリンNAが4、ディーゼルが6です。

モーターファン・イラストレーテッド特別編集 博士のエンジン手帖 3 (モーターファン別冊)』における電動車両の比率は17%(5本)でしたので、『4』では大幅に増えています。

IMG_9794.jpg

博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)』の発売に合わせ、12月1日に博士のトーク&サイン会が開催されます。ぎりぎりまで受付中!





http://www.facebook.com/serakota

nice!(3)  コメント(0) 

歴代ポルシェ911のインフォグラフィック [クルマ]

第8世代となる新型ポルシェ911(タイプ992)がロサンゼルスで間もなくデビューします。それに合わせて、ポルシェのニュースルームでは第7世代までの振り返りを行っています。



各世代のインフォグラフィックを置いておきますので、「おさらい」にどうぞ(それぞれ、クリックで拡大)。

第1世代(オリジナル)
911_gen1.jpg

第2世代(Gシリーズ)
911_gen2.jpg

第3世代(タイプ964)
911_gen3.jpg

第4世代(タイプ993)
911_gen4.jpg

第5世代(タイプ996)
911_gen5.jpg

第6世代(タイプ997)
911_gen6.jpg

第7世代(タイプ991)
911_gen7.jpg

マーク・ウェバーはヴァイザッハ研究開発センター内のテストコースで、第8世代991をチョイ乗りしています。



ん〜、楽しみ。

http://www.facebook.com/serakota

nice!(3)  コメント(0) 

【告知】畑村耕一『博士のエンジン手帖4』発売記念トーク&サイン会 [クルマ]

まとめ役を仰せつかっている『博士のエンジン手帖』、気がついたら連載が11年目に突入しておりました。毎月1台、最新のエンジン(最近はモーターとの組み合わせが多いですね)が載ったクルマを引っ張りだし、実際に乗って確かめ、資料に目を通し、持論を交えて語っていただいています。

IMG_0860.jpg

最新の記事は、発売中のMOTOR FAN illustrated - モーターファンイラストレーテッド - Vol.146 (モーターファン別冊)に掲載されております。

連載記事に時流を捉えた読み物を追加した単行本も、気づいたら4冊目。博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)は、11月末に店頭に並ぶ予定。



刊行を記念し、12月1日に発売元の三栄書房(東京・新宿)でトーク&サイン会が開催されます。

詳しくはこちらをご覧ください。



日産自動車代表取締役会長の不正行為についても、きっと思うところあるでしょう。

nice!(3)  コメント(0) 

インスタ映えする(?)メルセデス・ベンツAクラス [クルマ]

短い時間ではありましたが、新型メルセデス・ベンツAクラスの光のマジックを堪能しました。

IMG_9214.jpg

レポートはこちら↓
https://motor-fan.jp/article/10006438

イルミネーションやライトアップが好きな人は、新型Aクラスの光の演出が気に入ると思います。

IMG_9268.jpg

Aクラスでは自然対話式音声認識機能のMBUXも気になっていたのですが、なかなか楽しい機能です。

例えばエアコンの温度を下げるよう指示を出すと、温度設定を下げた直後に空調ルーバーを青く光らせる粋な反応を寄こします。



などなど、新型Aクラスの光の演出の数々は、MotorFanのレポートでご確認ください(と、横着を決め込む)。

https://motor-fan.jp/article/10006438

IMG_9314.jpg

インスタ映えするのはブルーとかパープル系かなぁ。なぜか「ピンクにして」の指示には反応しませんでした。

http://www.facebook.com/serakota

nice!(3)  コメント(0) 

シェフラーシンポジウム2018・その3(電動キックボード) [クルマ]

個人的にもっとも食い付いた展示物はこれでした。シェフラーがシンガポールの拠点で開発している電動キックボードです。ラスト1マイル、すなわち「駐車場から職場までの理想的な交通手段を想定」した、持ち運び可能な乗り物です。

屋内に2台、屋外に1台の計3台が展示してありました。「本当は乗ってほしかったのですが、施設管理側から許可が下りませんでした」とシェフラー側は残念がっていました。

向かって左はTバーハンドルタイプで、操作系は既存のシステムを流用。向かって右はワンハンドで操作できるタイプで、シェフラー独自の操作系で構成されています。ワンハンドタイプは歩行者検知システム(歩行者を検知すると減速)を備えています。

どちらも、大ざっぱにいって約10kg。

IMG_8976.jpg

Tバーハンドルタイプの操作系まわり。

IMG_8939.jpg

ワンハンドタイプの操作系。親指ひとつで加減速できる仕組み。矢印の先の突起を持ち上げると加速、押し下げると減速(回生ブレーキが作動)します。レバーは油圧ブレーキ。ブレーキレバーを握ると、モーターの出力は自動的にカットされます。

IMG_8979.jpg

各タイプに共通のモーターです。

IMG_8924.jpg

油圧ブレーキがモーターと一体化されています。「ブレーキの熱は穴から排出されるので、モーターに影響を与えることはない」と、開発責任者は説明してくれました。

IMG_8927.jpg

ボード(Tバーハンドルタイプ)の裏を見ます。電気のラインと油圧ラインが見えます。航続距離、最高速度ともに最大20〜25キロを想定。

IMG_8967.jpg

屋外に展示してあった、軽量(7.5kg)・小型のTバーハンドルタイプ。Tバーの筒にパワーエレクトロニクスとバッテリーマネージメントシステム、18650規格のリチウムイオン電池が収まっています。

バッテリーは直列で11個つながっており、電圧は約42V。ワイヤレス充電(ただし、受電コイルなどを搭載すると重くなってしまうのが悩み)も対応可。

IMG_8921.jpg

乗ってみたいし、欲しい。

http://www.facebook.com/serakota

nice!(5)  コメント(0) 

シェフラーシンポジウム2018・その2(波動歯車) [クルマ]

E-Mobilityの展示コーナーには、オフセットデザインの電動アクスルやインホイールモーターが展示してありました。

IMG_9075.jpg

その並びになぜか(?)、フォーミュラE用のモーターが。2017年の東京モーターショーやフランクフルトモーターショーに展示してあったのと同じもので、3段変速だったシーズン3(2016/17年)の車両向けに開発されたものです(シーズン4以降はシングルギヤ)。

IMG_9072.jpg

こちらはEngineの展示コーナーにあった電動カムフェーザー。減速機に波動歯車を用いているのが特徴です。

IMG_9042.jpg

ギザギザ部分はフレックスリング(弾性変形するリング)。日産の新世代V6と直4エンジン(どちらも日本未導入)に採用されている模様。

IMG_9051.jpg

波動歯車の作動原理はこちらをご覧ください。シェフラーの動画は見あたらなかったので(会場では流していました)、ハーモニックドライブ社の動画をリンクで貼っておきます。



電動カムフェーザーのとなりに展示してあったのは、可変圧縮比エンジンに用いるマルチリンク用アクチュエーター(モーターを使用)の提案。どこかで見たことのあるリンク機構ですね。

IMG_9055.jpg

こちらも波動歯車を使用。ウェーブジェネレーターの外側に並んでいるボールベアリングは楕円形(なのがミソ)です。

IMG_9056.jpg

フレックスリングはシェフラー得意の「深絞り成形」と聞いて、まじまじと眺めました。

IMG_9064.jpg

http://www.facebook.com/serakota

nice!(3)  コメント(0)